ブログタイトルについて
はじめまして。まーさや です。投資収入を使って、趣味であるマラソンを楽しんでます。
記念すべき初投稿は、2022年10月30日に横浜市で開催された「横浜マラソン2022」の参戦記をお送りします。
が、その前にブログタイトルの「走るお金の自習室」について、少し書いておこうと思います。
「走る」マラソン+「お金の自習室」投資の勉強・実践
タイトルは「走る」と「お金の自習室」を合体させた名前になっています。僕の趣味はマラソンですが、このマラソンというスポーツ、ただ走るだけのスポーツなんですが意外にお金がかかります。
もちろん、家の近くをただ走るだけなら費用0円でできます。しかし、シューズやウェア、サプリ等にこだわり出したり、遠方の大会に出るようになると、どんどんお金がかかるようになります。
それでも走りたいと思える魅力があるスポーツですし、趣味(浪費)は人生に潤いを与えてくれます。
そうは言っても、多くはない給料からマラソンにばかり、お金を使うことはできません。そこで、毎月の給料ではなく、投資で得た収入の範囲でマラソンをやっていこうと思いました。
マラソンについては、大会レポや旅先でのランニング(旅ラン)。投資については、まだ日々勉強中ですが、勉強した内容を自分自身の備忘録としてブログ記事にしていきます。
「走る」(マラソン)+「お金の自習室」(投資の勉強・実践)=「走るお金の自習室」をよろしくお願いします。
横浜マラソン2022について
コース
みなとみらいや元町のど真ん中を走り、普段は立ち入れない首都高速道路も走れるコースとなっています。

参加費
横浜マラソン2022の参加費は 20,000円+手数料1,000円=21,000円 です。他の大会同様、コロナ禍になってからは値上がりしていますね。感染症対策費用のほか、スポンサー収入の減少も影響していると思われます。
WEB受付・健康チェック
アスリートビブス(ゼッケン)や参加賞は事前送付されましたが、「横浜マラソンONLINE EXPO」においてWEB上でのランナー受付が必要でした。また、大会前1週間は毎日の健康チェックも必要で、こちらもWEB上のアプリへ体温や体調を入力します。
タイムスケジュール
・手荷物預かり(※)
6:30〜7:30
・スタートブロック整列
7:00〜8:00
・スタート
8:30
(※)「手荷物預かりは不要だよ」という方は、事前申告すればランドマークタワー展望室の入場券がもらえました。
スタート会場への移動
宿泊先
まーさやは、愛知県在住なので、前日に東海道新幹線で横浜入りです。
今回、お世話になったホテルはJR東日本ホテルメッツ 横浜鶴見。

選んだポイントは
①JR鶴見駅隣接
すいすい〜っと、鶴見駅へ移動できました。
②会場最寄りの桜木町駅まで乗り換えなし
多くの人でごった返す、乗り換えが不要。なれない土地だと重要ポイントです。
③比較的安価
タイミングよく開始された全国旅行支援も適用できて、7,140円でした。
前日準備
ホテルでは、前日のうちにウェアや携行品を準備しました。

補給食はエナジージェルのMag-onにしました。カフェインの有無で分けて左右のポケットへ。9km毎くらいを目処に補給するつもりです。
スタート会場(パシフィコ横浜)への移動
横浜マラソン2022の出場者数は、約2.2万人。僕が経験した中で最大規模の大会です。鶴見から桜木町までの電車は通勤ラッシュ並みの混雑を予想していましたが、意外にも車内はゆったり。体力温存できました。それでも車内はランナーばかり。テンションが上がってきます。
桜木町駅に到着すると、さすがに人、人、人。ランナーがいっぱいいます。

桜木町からはランナーが同じ方向を目指して歩いているので、迷うことなく荷物預け&更衣会場のパシフィコ横浜に到着できました。

手荷物預け
今回、アスリートビブス(ゼッケン)、参加賞のTシャツは6色からランダムに割り当てられており、手荷物預け場と給水テーブルも色指定で分散化が図られています。そして、手荷物預け会場への入口も色毎に指定されていました。そのおかげもあって、入場はスムースです。
入口で健康チェック済のQRコードをかざし、パシフィコ横浜へ入ります。着替えはホテルで済ませてきたので、上着を脱ぐだけですが、ここで、携行品の最終確認。僕、まーさやは今まで何度もやらかしてきましたから。持っていくべきもの(計測チップ)を着け忘れたり、預けるべきもの(イヤーウォーマー)を身につけたままだったり。
預ける荷物は自分で置き場所を決めるスタイルです。場所を忘れないように写真を撮っておきます。

スタートブロックへの移動
荷物を預け、身軽になると徐々に戦闘モードに入っていきます。今日は横浜マラソンという大規模大会。スタートブロックまでが遠いです。ただ、みなとみらいの街を抜けていくので観光気分になり、それを感じませんでした。



スタートブロックに到着するまで、なんだかんだで、荷物を預けてから20分くらいは歩いたでしょうか。GARMIN(ランニングウォッチ)に記録された歩数は既に8,000歩を超えていました。
緊張とワクワクが入り混じり、そわそわしてきます。シューズの紐を直したり、動的ストレッチをして待ちます。今回は所属するランニングチームの方と同ブロックだったため、いつもより待ち時間が短く感じました。

横浜マラソン2022 スタート〜フィニッシュ
スタート!8時30分号砲
今回はBブロックでしたが、スタートセレモニーが全く聞こえません。すると、前方から拍手が沸き起こります。時計を見ると8:30。「ん?スタートしたのかな?」といった感じで、ちょっと残念。
号砲から6分ほどでスタートラインを越えることができました。大会オフィシャルパートナー ENEOSのキャラクター「エネゴリくん」が見送ってくれます。

ミナト横浜を走る スタートから高架下区間まで
いよいよ42.195kmの長旅が始まります。
今回の目標は当初、サブ3.5(3時間30分)を考えていましたが、それには1キロ4分58秒のペースが必要。しかし、今の僕では、このペースでフルマラソンを走り切るのは不可能と判断し、自己ベスト更新の3時間35分(1キロ5分5秒ペース)を目安に走ることにしました。
大都会、みなとみらいで道路のど真ん中を走ります。この非日常感こそ都市型マラソン大会の醍醐味!ただ、ランナー渋滞が激しく、前方を走るランナーや後方からすり抜けてくるランナーに注意を向けないと接触の危険があります。序盤は、あまり景色を満喫することはできなくて、渋滞が解消されたのは5km地点くらいでした。

コスモクロック21(観覧車)が見えたあたりで、フルマラソンと7kmの部で分岐があります。みなとみらいを走ってるんだなぁと実感できました。

みなとみらいを抜け山下公園のあたりに来ると、再び渋滞が激しくなり、接触事故の危険があるため、撮影は控えました。街路樹の隙間からマリンタワーやホテルニューグランドを見て、改めて「横浜」を感じることができました。
単調な高架下区間
その後、首都高の高架下区間に入ります。

この日は、早朝こそ肌寒かったのですが、横浜市の最高気温は19.2度。暑さを和らげてくれました。しかし、変わらない風景が徐々に体力を奪っていきます。。。
10km通過タイムは51分24秒(1キロ5分8秒)。目標タイムからは29秒遅れです。スタート後の渋滞を考慮すると、悪くはないけど、このあとペースを上げていけるか、不安がよぎります。
横浜マラソンは、首都高湾岸線も上下線封鎖しての開催。マラソン大会は多くの方の協力とご理解のもと、開催されていると実感します。
少し見にくいですが、首都高入口の電光掲示に「ナイスラン!GO!GO!GO!」の文字が。嬉しい演出です。

過酷な首都高湾岸線区間
高架下区間は、根岸駅近辺で少し離れますが、ハーフ手前まで続き、いよいよ横浜マラソンの難所、首都高湾岸線へと入ります。21km通過タイムは1時間47分59秒(1キロ5分9秒)。目標タイムからは1分14秒の遅れ、この時点で目標クリアがかなり厳しくなってきました。


普段は車やバイクでないと入ることができない、高速道路の料金所を通過。「ようこそ首都高へ」の横断幕と電光掲示が温かくランナーを迎えてくれます。ただ、このゲートは長く厳しい戦いへのスタートゲートとなりました。公式に発表されていませんが、首都高を走る長さは16km程度と思われます。フルマラソンは42.195kmなので、1/3以上を占める距離です。
首都高区間は、2回の折り返しがあるコースとなっていました。つまり、まずは遥か彼方に見えるランドマークタワー方向に走ったあと、折り返し、さらにもう一度折り返して、再びランドマークタワーを目指すコースです。折り返し区間は仮装ランナーを見たり、今回、同じランニングチームから出場しているランナーが10名ほど参加したので、同じオレンジ色のシャツを探したりして走ってました。そんなことをしていると、距離が短く感じます。折り返しコースは好き嫌いがわかれるところですが、僕は好きですね。

そんな楽しい折り返し区間も終わり、一方通行区間に入ると、いよいよ首都高の厳しさを感じるようになります。
一般道と首都高の違いは、
①沿道応援がない マラソンで通行止めになっていますが、一般の方は入れません。沿道からの応援は、めちゃくちゃ力になるので、逆にそれがないのはめちゃくちゃツラい。
②景色が単調 首都高のコース脇は反対車線か防音壁です。ゴールである、みなとみらいにそびえ立つランドマークタワーは見えますが、走っても走ってもぜんぜん近づいてきません(笑)
③風が強い 「湾岸線」というだけあって、海に近く、また高架なので風の影響を強く受けます。
④路面が傾斜している なんといってもこれです。自動車がカーブをスムースに通過できるように路面が内側に傾斜しています。これが何キロにも渡って続きます。
これらの特徴に加え、地味なアップダウンが何度もやってくることで、徐々に脚のライフが減っていきます。
首都高上で迎えた30kmの通過タイムは2時間34分55秒(1キロ5分10秒)。目標タイムから1分57秒遅れ。残り12kmをペースアップする余力は無く、目標タイムを3時間40分以内に変更しました。

さらに首都高区間は続きます。傾斜した斜面と繰り返し来るアップダウン。ついに、脚が音を上げてしまいました。いわゆる「脚の売り切れ」です。このままだと足攣りを起こします。脚が攣ると、まともに走れなくなりますので、その前に走行停止して、ストレッチを入れます。借金をするようなものですね。また、登り部分を歩いたりもしました。これを「戦略的歩き」と僕は呼んでいます(笑)
そんな悲壮な状況でも、一歩一歩ゴールは近づいてきます。ランドマークタワーも明らかに近づいてきました。そして、電光掲示で長かった首都高も終わりが報されました。
そんな時、コース脇のスタッフの方から「ガンダム見えるよ!」の一言が。

山下公園付近では木々に阻まれ見えず、諦めていたガンダムが、距離はあるものの首都高から見えたのです!!これには絶大なパワーを貰えました。脚も心なしか軽くなったような、、、、のは気分だけでスピードは変わってませんでした(笑)。ガンダムが見えた付近、35km地点の通過タイムは3時間2分55秒。下方修正した目標タイム3時間40分にギリギリのタイムですが、既にタイムに気を配る余裕はなくなっていて、とにかくフィニッシュまで身体を運ぶことしか考えていませんでした。
再びミナト横浜〜みなとみらい区間 〜パシフィコ横浜を目指して〜
首都高を降りた後は、再び沿道の応援が復活。その数もゴールへ向かうにつれ、増えていきます。途中、同じランニングチームの方からの応援もあり、パワーをいただきます。
脚は限界に来ており、攣らないよう注意を払って、ストレッチをいれつつゴールを目指します。脚の自転車操業です(笑)

あんなに遠くに見えたランドマークタワーもすぐそこです。

赤レンガ倉庫の前を通過。観光ラン的には見どころですが、そんなことはどうでもよくなってます(笑)

荷物を預けた後、スタートブロックへの移動で通った、女神橋。あの時は全く気にならかかったのに、恨めしい上り勾配です。

フィニッシュ!!!

ゴールタイムは3時間43分52秒。走りながら下方修正したタイムすらもクリアできませんでした。
しかし、フィニッシュできた安堵感、42.195kmを走った達成感、目標から大きく遅れた悔しさ。色々な感情が入り混ざってうまく文章表現できませんが、フィニッシュゲートをくぐる時は、何度味わっても最高の瞬間です。

フィニッシュ後
フィニッシュ後は完走セット(給水、給食、タオル、完走メダルが入ってました)を受け取り、ランニングチームの仲間と少し談笑した後、荷物を受け取り、更衣。とてもスムースに済ませることができました。
更衣後は、飲食ブースで少し遅めの昼ごはん。最高!美味でした。
会計報告
最後に、今回の横浜マラソン参戦にあたり、かかった費用を計算してみます。
参加費(手数料込) 21,000円
交通費(新幹線、在来線) 20,560円
宿泊費 7,140円
食費(エナジージェル購入費含む) 5,650円
お土産等 2,000円
合計 54,350円
趣味(浪費)は人生に潤いを与えてくれるので、大いに楽しみたいですが、これから子どもの学費もかかってくるので、趣味に使うお金は投資収益で賄えるよう、しっかり学び、実践していこうと思います!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
コメント
「戦略的歩き」(笑)ネーミングがおもしろい
ガンダムが見えて、元気もらえて良かったね~
コメントありがとうございます!!
「戦略的歩き」は、フルマラソンになくてはならない戦術なんです(笑)
使わないと脚が破産してしまうので、その前に資金繰りする感じです。
走ってる間はガンダムだけでなく、沿道にいる全て方が力を与えてくれます^^